唐津神社
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境内案内
①本殿
昭和13年竣工。拝殿は間口6間・奥行3間で本殿とそれを繋ぐ幣殿により構成される権現造の建築様式で屋根は銅板葺、拝殿正面には唐破風を配している。
正面左には神饌所が併設されている。
②白飛稲荷神社
(主な御霊験:商売繁昌)
本殿に向かい右手前に鎮座。慶長の頃、京都伏見より呉服町に飛来された稲荷様を祀る。
一時は平野町木浦山に鎮座していたが明治37年に当神社境内へ奉遷。現在は氏子町の呉服町が奉斎。(例祭日 旧初午)
③壽社
(主な御霊験:首より上の病)
境内東側に鎮座。少彦名神、国安命、神亀之霊の三柱を祀る。古来より少彦名神と国安命が祀られていたが、松浦の海浜に「神亀顕現」の瑞祥があり、このことを寿ぎて神亀之霊を合祀したことに因み「壽社」と称する。(例祭日 旧3月23日)
④粟島神社
(主な御霊験:腰より下の病・婦人病)
境内東側に鎮座。元は氏子町中町に鎮座していたが昭和45年に西寺町熊野原神社へ奉遷。その後も同中町の氏子が夏越の例祭を町内で斎行して来たが、昭和32年、熊野原神社とは別に社殿を当神社境内で新築し和歌山淡島本社より御分霊を勧請。
7月の例祭は土曜夜市と日を合わせ、茅の輪くぐり神事などで賑わう。
⑤鳥居天満宮
(主な御霊験:学業成就)
境内東側に鎮座。菅原道真公を祀る。天明3年、京町の豪商であった常安久右衛門保道は太宰府天満宮へ青銅製の大鳥居を奉献した。製作成就を祈念し木綿町の鋳造場に太宰府より天満宮を勧請。「鳥居天満宮」と称し祀った。大正年中(1912~1926)に当神社境内へ奉遷。現在は木綿町が奉斎。(春3月、秋9月に例祭)
⑥火伏稲荷神社社
(主な御霊験:腰より下の病・婦人病)
境内西側に鎮座。文化年中(1804~1818)、唐津の首町であった本町が町内安全を祈願し稲荷大神を勧請。この時御祭神は蜆貝に乗って着いたと伝わる。
火除けの霊験があるとされ明治37年当神社境内へ奉遷。昭和26年にはコンクリート造りにて総改築。現在も本町が奉斎。(例祭日 旧初午)
⑦白玉稲荷神社
(主な御霊験:商売繁昌)
境内西側に鎮座。江戸末期頃、唐津唐房の黒崎坊が新町の町内安全のため奉祀。その後町内で祀るようになり、昭和55年当神社境内へ奉遷。現在も新町が奉斎。(例祭日 旧初午)
⑧廿日恵比須神社
(主な御霊験:商売繁昌)
境内西側に鎮座。江戸後期頃、刀町の各家で恵比須講が組織され宮座を定めて祀っていた。その後町内で祭礼をしていたが、昭和58年、当神社境内へ奉遷。(例祭日 毎年1月19日、1月20日)
⑨水天宮
境内西側に鎮座。唐津在住の筑後人会が筑後地方の総氏神である久留米水天宮を勧請。
筑後出身者の心の拠り所として親しまれている。(例祭日 旧暦4月5日)
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